ユ・スンホin「勉強の神」vol.13&韓国の絵本「かぜひいちゃった日」
この一枚に射抜かれた私は、以来'隠れキリシタン'ならぬ'隠れスンホペン'の道を?…
「太王四神記」の頃は、ときめく気持ちはあったものの、殆ど母親目線だったためか、周囲にも
「ユスンホ君、可愛い~」とか「ファンになってしまったよ~」とか、平気でよく言ってました。
韓流好きの友人は皆、渋め好み?ばっかりで、ヨン様はともかくチェ・スジョンさんとか
ソル・ギョングさんのファンだとか言う人たちで…だから、私がスンホくんの名前を出しても
「usamimi子ども好きだもんね~」で流してくれて、別にどうってことなかったのですが。
高校生になってグンと大人びても「善徳女王」までは、冷静な大人?として応援してるみたいな
感覚がありましたが…「勉強の神」を見始めてから、少しずつ変わっていったんですよね~
頭の中でタイムスリップが起きたみたいに、脳ミソだけ少女になった(笑)
そして、とうとう…このベクヒョンを見て、私、自分がおかしくなったか?と思いました。
息子みたいな年齢の高校生に、こんなにもドキドキするなんて、決して他人には言えないと。
しかも、私は子ども相手の仕事をしてるため、妙な誤解をされると信用を失いかねないとか。
大袈裟なようですが、そこまで気を遣わないと、たちまち駄目になるのが自営の怖さなので。
スンホさんが大人になった今、堂々と「ファンです」と言っても別に支障はないのでしょうが。
'隠れ癖'が染みついちゃったんでしょうね。
私は元々人見知りする性格ですが、夫婦の仕事柄から家に人の出入りが多く。
そのため、実生活では社交的な人だと思われているようです。
それもまた私の一面ではありますが、usamimiとして一人で勝手に呟く感覚がとても心地よく。
だから、ここは私にとって隠れ家みたいな所なんです。
前置きが長くなりました。そろそろ今日のおはなしを。
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チャンドゥがプリプを必死で庇う中、店で暴れる女達。そこに現れたソクホが現場の写真を撮り、
弁護士ならではの機転で彼女らを追い払う。母と逃げた男の「妻」というのは、嘘だったようだ。
「動揺せず勉強を続けろ」と言い残すソクホだったが、一人になって部屋で涙を流すプリプ。
二学期が始まり、10日後に控えた模試に備えて、授業に熱が入る教師らと生徒たち。
無理に明るく振舞うプリプだったが、異変に気づいたベクヒョンらは、彼女の後をつけて
バイト先の仕事を分担し、力になろうとする。しかし、ボングは勉強のために仮病を使って帰宅。
仲間の思いやりに感謝しながらも、彼らのために「バイトはやめる」と嘘をつくプリプ。
それをソクホの差し金だと思い、文句を言いに来たベクヒョンらを、逆に「安っぽい同情だ」と
切り捨てるソクホ。彼に対し「その安っぽい同情を見せてやる!」と企むベクヒョンだったが…。
一方、立ち退きを迫られたプリプは、大家のもとに出向き、家を追い出さないでほしいと懇願。
帰宅した彼女を待っていたのは、スジョンとヒョンジョン。「一緒に暮らそう」と言う彼女ら。
ようやくプリプも落ち着きを取り戻し、特進クラスは一丸となって勉強に励む。
模試を前に生徒たちの写真を撮影するスジョン。教え子への愛しさからファインダーを覗く彼女の
目から涙が溢れる。いよいよ模試当日。自己採点の結果に満足する特進の生徒たち。
しかし、ボングだけは成績が伸びず、自室で一人涙に暮れて…
(「勉強の神」13話)
「泣いたのか?」 泣き腫らした目を眼鏡で隠すプリプだったけど、ベクヒョンは気づいたのね。
「スイカを丸ごと食べた」なんて…優しくて下手なチャンドゥの嘘。 そっと見送りながらも…
やっぱりプリプのことが気になるベクヒョン。表情が大人っぽいのよね~
遅れてやって来たヒョンジョンのことも気遣って「朝ごはん食べたか?」と。優しいのね♪
9月の模試を前に、先生方も熱のこもった授業を。「数学はファッションショーだ」とギボン先生。
衣装(数字)を取り替えてもやるべきことは一緒だ!みたいな?みんな可愛いね。服は微妙だけど。
夜。やっぱりプリプが心配なベクヒョン。「プリプ、顔が暗かったけど、どうした?」いいなあ…
「笑えよ…ん?」って。この『ん?』って言う声と表情がすごく好きなんだよなぁ…
放課後。階段を急いで駆け降りるプリプを見下ろして…
何か隠していると確信するベクヒョン。オンマがいなくなったプリプは生活のためにバイト探しね。
「何があった?言ってくれ!」とチャンドゥに。頼りがいがあって男前なベクヒョンだわ。
プリプのバイト探しを陰で見守り… みんな優しい子たちね。
ようやく見つかったバイト先。「行くぞ!」ベクヒョンはプリプを助けようとするの。
ボングは「具合が悪い」と。彼も優しいから辛いのよ。いいよ、いいよ。自分を責めないで。
店長さんに頼み込み…プリプの仕事を分担することに。そうすれば交代で勉強できるわね。
すごいイケメン店員登場で、お客さんもびっくり! この笑顔はむやみに見せちゃ駄目よ~
仕事の合間に真剣にお勉強。なんて賢そうな横顔なんだろう…
ベクヒョンが目の前に座ってるのに、居眠りしちゃうヒョンジョン。妙に羨ましい構図だわ…
帰り道。「みんなで働いて楽しかったな」明るく笑うベクヒョンたちだったけど…
プリプは「バイトは今日でおしまい」と。みんなに迷惑をかけたくないのよね。
プリプが自分で出した答えだったけど、ベクヒョンたちは「ソクホが口を挟んだ」と思ったのね。
学校に戻ってソクホのもとへ。ハン先生に言われた通り、黙って見守っていたソクホだったのに…
ベクヒョンたちの行動を「安っぽい同情」だなんて言ってるわ。ソクホも素直じゃないのよね。
そんな言い方されても、今日はやけに冷静なベクヒョン。
「そうか…それなら、その安っぽい同情とやらを見せてやる!」って…
ソクホをぎゃふんと言わせようと企んだのね。なんか可愛いわ♪ 頑張れ!
ここからの一連のドヤドヤ♪ベクヒョンは素晴らしく可愛く…キャプじゃ全然伝わらないんだけど。
ソクホの荷物を勝手に引き取り、家に来るよう仕向け…ハルモニのおもてなしにタジタジのソクホ。
したり顔で頷くベクヒョンがひよこみたいに可愛いのよ。ひよこは失礼ね。せめて子犬ね。
わ~ドヤったドヤった!!素敵すぎるベクヒョンのドヤ顔。でも…
何?このアジョッシ。百戦錬磨の中年男を甘く見ちゃダメだったわね~。ソクホの反撃開始よ。
「そうか!そんなに俺と暮らしたいなら、千年でも万年でも一緒にいてやる!!」って。
何であなたがベクヒョンと暮らすわけ?私だって千年万年一緒にいてみたいのにぃ…
ボケツを掘るとはこういうことを言うのね。困った顔のベクヒョンも物凄く可愛いんですけど…
結局、ハルモニとソクホに挟まれて川の字で寝るベクヒョン。ソクホの足が乗っかって…
重いんだけど、どかせないのよ…ソクホったら、ベクヒョンが可愛いからくっつきたいに違いない!
困っちゃったわね~。でも、こういうお顔も素敵過ぎる…
模試も間近に迫り…勉強に集中しようとしても、プリプのことが心配で。悩ましげな表情にキュン♪
そして、何とも大人びた視線が…とってもとってもカッコいいんですけど。どうしましょう?
「可愛く撮ってあげたい」とハン先生。あと数か月で卒業だもの…秋頃から寂しくなってくるのよ。
プリプ…コ・アソンちゃん。スンホくんに負けないくらいの演技力よね。なんて愛らしいんだろう…
ヒョンジョン…ジヨンちゃん。美少女アイドルなだけじゃなくて、演技も初々しくて良かったわ…
ボング…イ・チャノくん。確かな演技力と周囲を和ませる得難い個性が光っていたわ…
チャンドゥ…イ・ヒョヌくん。史劇でのカリスマ性を封印して脇で支えた彼の力も大きかったわ…
そして、ベクヒョン…ユ・スンホくん。ハン先生の涙に、彼も瞳を潤ませたのかしら…
現世にも天使みたいに美しい人がいるんだなあって…思わず見入ってしまったわ…
演技力とか美貌とか…そんなことよりもっと、存在そのものが感動的で。私は恋に落ちたのよ…
カン・ソクホ弁護士もハン・スジョン先生も一緒に記念撮影。
最後は特進オールスターズ集合! なんだか自分の生徒みたいな気がしたわ~。涙が出る…
模試前日。隣で眠るハルモニとソクホに目を遣って…
優しく微笑むベクヒョン。彼の成長がそのままスンホくんの成長に重なって見えて…
なんていい表情なんだろう…生きることがそのまま美しい人。
模試では力を発揮できて、満足げなベクヒョン。ようやくここまで辿り着いたね!
ベクヒョン以外のところでは、とにかくプリプ役のコ・アソンちゃんの演技が秀逸でした。
彼女の涙はリアリティが半端ないです。
素朴で健気で一所懸命生きてる感じに、'イマドキ'よりもちょっと懐かしい女の子の風情があり…
頭のてっぺんから爪先までプリプになりきってました。
芸達者な若手俳優さんに囲まれてなお、図抜けた輝きを放っていたスンホくん。
勿論、持ち場を心得た演技をしていたイ・ヒョヌくんら脇の子たちの力量も素晴らしいのですが、
スンホくんには、どうにも制御できないほどのオーラがありました。
演じるために、愛されるために、彼は生まれてきたのだと思います。
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今日の絵本はちょっと季節外れなんですが…
私が実際に持っている本からご紹介していこうと思いまして。
usamimi所有の数少ない韓国の絵本4冊目です。
「かぜひいちゃった日」
キム・ドンス=作・絵 ピョン・キジャ=訳
岩崎書店
雪がいっぱい降った日。オンマが買ってくれた
あったかいダウン。
よく見たら、羽が一枚飛び出していて…
ダウンから羽を取り出してはアヒルにあげる
気前のいい優しい女の子。
アヒルと楽しい遊びもたくさんしたけれど…
細かいことが気になって、そこから想像力を働かせる
子ども時代の素晴らしさ。
大人になるうち、ついつい忘れてしまう大切なことを、さり気なく思い出させてくれる一冊です。
この本はページごとにハングルの原文が記載されています。
直訳と絵本としての訳文を比べたり、言い回しにフムフムと頷いたり…
韓国語の勉強を始める前は、ただの記号にしか見えなかった文字が、
ようやく、活き活きと語りかけてくるように感じられ始めました。
こういう本が他にもあると、もっと勉強が楽しくなりそうです。探してみようっと♪
あと156日。なんかラストスパートみたいな心境になってきた。何のためのスパート?(笑)